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【 ピリカラザリガニ団課外活動報告 】
前へ ★2004/07/27-31
The Dirty Dozen Brass Band @ ブルーノート東京
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☆7/27
 来日したばかりのバリトン奏者ロジャー・ルイス氏とお話できる機会があった。その時、「どういう練習したらバンドが良い音を出せるようになりますか?」って訊いてみた。
 ロジャー氏曰く「音が全て」「それが自分だと分かるような音を出せ」「君の残りの人生すべて練習。やめちゃダメ」「音楽をたくさん聴くのが鍵だ」「時には休息も大事」「ジャンルにとらわれることなく色々な音楽をやれ」etc…。
 齢63歳のロジャー氏の名言集でした。
 そして、別れ際、「明日、楽器持っておいで」って!

☆7/28
 そんなわけで、ドキドキしながら初日の2セット目に楽器を持って出掛けた。
 ステージは進んで行き、最後、「ゲストが来てる」ってエフレム(tp)が紹介してくれて、出番。もう殆どその辺からよく覚えてない。
 せっかくのチャンスだから、思いきって行こう!ってことだけ頭において、グレゴリー・デイビス(tp)に「何やる?」って訊かれたので、『Fly Away』と答えた。ダズンの新譜『Funeral For A Friend』にも入っているし、歌もあるし、難しくないし、何より好きなので。

 始まったらこれがやっぱりニューオリンズだった。散々今までやって来た曲だけど、こんなに楽しいかったっけ?っていうくらいリズムがニューオリンズで(って当り前なんだけどね)、吹いてて気持ち良かった。
 ソロ吹けって言われて、1コーラス早く出てしまって失敗したが、もうそんなことはおかまいなしでそのまま3コーラス吹いてしまった。PAのおかげで自分の音もちゃんと聞こえて、すんごく吹きやすかった。気持ち良かったなあ。でも、何吹いたか全く覚えてない。
 そしてその後はコーラスに参加。ブルーノートで歌っちゃいましたよ、ははははは。その後、ピーナッツ(tb)の先導で店内パレード。
 お客さんも立ち上がって喜んでくれてたし、盛り上がって良かった〜。

 終演後、ピーナッツに「15年前よりうまくなったなあ」って言われた。
 正確には13年前だけど、あの時、ピーナッツに教えてもらったから今の自分があるわけで、彼にはとっても感謝している。そして、今回、13年振りに隣で吹けて、成長も認めてもらったし、本当に良かった。
 こんな素敵なチャンスをくれたロジャー氏とDDBB、そしてブルーノートさんに感謝。今日は楽しかった!

☆7/30
 当初からチケットを購入しており、今日は完全にお客さん(笑)として2ステージ目を観に行ってきた。28日に観た時よりバンドのテンションが上がっていて、とっても良かった。

 今日のセットリストは、『Who Took The Happiness Out?』や『Ain't Nothin' But A Party』など、ダズンの演奏でお馴染みの曲に始まり、『Big Cheif』でニューオリンズ色が濃くなり、そのままセカンドライン・タイムということで、『Paul Barbarin Second Line』『Whoopin' Blues』『Saints』のメドレー、最後に『Africa』を演奏。
 すんごく楽しかったなあ。ダズンがやるとトラッドの曲も全然違うんだよなあ。カッコええんだ、これが。

 で、アンコールに応えて、まずロジャー氏だけがステージに上がり、単純なベースラインを吹き始めたんだけど、もう、これがね、これだけでね、めっちゃくちゃ楽しいんだ。それだけで踊らさせられるというか、踊らずにいられない。
 今日のロジャー氏は本編中もクールでファンキーでホットでハートウォームで、もうとにかく最高!!本当にカッコ良かった!!おしゃれだしね、ダンディだしね、吹いてる姿も決まってるしね、ほんと最高!!

 そんなロジャー氏に終演後、挨拶しに行ったら「Oh, my friend!!」って言ってもらって、いやあ感激です。
 今日はうちのピリカラザリガニ団のメンバーも一緒だったので、皆をロジャー氏に紹介。サックス吹きを紹介したら、「明日、楽器持って来るか?」って、これまた気軽に誘ってくれて、そんなわけで、自分もまたまた明日、シットインさせて頂くことに決定。

 それから、いつも英語不自由なためコミュニケーションがあまり良く取れないピーナッツにお土産の焼酎と共に手紙を渡してみた。たいした内容の手紙じゃないけど、とにかく13年前のお礼が言いたくてね。
 「これ、プレゼントです」って渡したら、目を大きくして喜んでくれてた。良かった、良かった。


↑左からts飯塚・tb石原・bsロジャー・ルイス氏・tpいまむら
 ロジャー氏はとても優しく、色んなお話をしてくれました。


☆7/31
 さすがに最後の最後ということで、お客さんも最初から熱気ムンムン。
 バンドの方も気合の入った熱い演奏を展開。昨日までちょっと元気がなさそうに見えたピーナッツも今日は良い音出して吹いてた。さすが我が師匠。今日はちょっと目がイってたけどね。。。

 素敵な『Fly Away』で盛り上がった後、呼ばれてピリカラザリガニ団の仲間ts飯塚・bass d.ハジメ(今日はカウベルで参加)・tpいまむらと共にステージへ。『Saints』を一緒に演奏。やっぱり楽しい。ピーナッツと一緒に歌ったりして。
 その後、ソロが回ってきて、石原→いまむら→飯塚の順でザリガニ団が演奏。そしてピーナッツを先頭に店内パレード。自分が出したリフをピーナッツがハモってくれて嬉しかったなあ。
 お客さんも喜んでくれたし、エフレムとグレゴリーが「The Spicy Crawfish Brass Band!!」ってコールしてくれたし、ははははは、何だかねニヤニヤしちゃうね。
 Dirty Dozen B.B.の皆様、ブルーノート様、お客様、ありがとうございました!!

 終演後、いつもみたいにダラダラしてるんだろうと思っていたら、さにあらず。明日の飛行機で帰る関係で、さっさと片付けてホテルに帰っていたのだった。
 そのため、最後にロジャー氏に挨拶が出来なかった。本当に残念。たくさんたくさんお礼が言いたかったのに。

 この1週間、ダズンに明け暮れていたけど、それは全部ロジャー氏のおかげ。貴重な体験をさせてもらい、ミュージシャン魂を教えてくれ、ニューオリンズ音楽の楽しさを感じさせてくれた。
 今度会う時には、もっと色んな曲を一緒に演奏出来るようにしておこうと思う。もっともっとたくさん楽しい瞬間を共有出来るように。
 Roger, I will practice for rest of my life.


↑左からts飯塚・tsケビン・ハリス・bass d.ハジメ・tbピーナッツ・tb石原
終演後、楽屋にて。皆良い笑顔です。

by ボントロ吹き 石原(「いしぼうずの穴」より)

是非遊びに来て下さい!待ってま〜す!